富のことを徳が隅々に及ぶことと理解した。
そこで、では徳とはなにかが知りたい。
五行大義巻第二の第七、論徳(徳ヲ論ズ)にはこうあった。
徳ハ得ナリ、 物ニ益スル有リ、各(おのおの)欲スル所ニ随(したが)ヒテ、悔恡(かいりん:悔いうらむこと)スル無シ、故ニ之ヲ謂ヒテ徳ト為スナリ
各自が望むところにしたがって益を得ているか、悔やんだり恨んだりが渦を巻いている世の中ではある。徳などありようはずはないか。
そこで、では徳とはなにかが知りたい。
五行大義巻第二の第七、論徳(徳ヲ論ズ)にはこうあった。
徳者得也、 有益於物、 各随所欲、無悔恡、 故謂之為徳也
徳ハ得ナリ、 物ニ益スル有リ、各(おのおの)欲スル所ニ随(したが)ヒテ、悔恡(かいりん:悔いうらむこと)スル無シ、故ニ之ヲ謂ヒテ徳ト為スナリ
各自が望むところにしたがって益を得ているか、悔やんだり恨んだりが渦を巻いている世の中ではある。徳などありようはずはないか。

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